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外壁塗装なのになぜ現地調査が必要になるの?

公開日:2021/11/15

家の外壁の劣化が目立ち始めると、塗装工事を検討する人も多いと思います。そこで今回は、外壁塗装工事に入る前に必要な現地調査について解説します。劣化の状態は1軒1軒異なるため、塗装業者の現地調査なくして、適切な外壁塗装はできません。この記事では、その重要性を詳しく確認できるため、最後まで読んでみてください。

正確な見積もりを出すには現地調査が欠かせない!

冒頭でも述べた通り、外壁の劣化具合はそれぞれの家によって違うので、塗装業者は見積もりを出すために必ず現地調査を行います。現地に行って、外壁の状態を細かく確認していくことで、正確な見積金額を出すことができるからです。

また、外壁だけではなく、ベランダや外堀、雨どいなどの補修や塗装が必要な場合も多いため、どの作業がどの部分に必要かを見極めていきます。

よい業者は丁寧な現地調査を行う

よい業者は、現地調査を丁寧に行い、適切な作業や建物に合った塗料などを確認していきます。塗装の仕上がりは、施工する職人さんの腕に大きく左右されますが、念入りに現地調査を行っているかも、よい業者選びのポイントになるでしょう。

現地調査ではどんなことを調べるの?

では、具体的に現地調査とは、どういったことをするのでしょうか?ここでは、調査内容を項目別にまとめていくので、自分が見積もりを依頼した業者がきちんと調査してくれているかの参考にしてみてください。

外壁の劣化状況

チョーキング現象:外壁を手で撫でて、白い粉が付いているかを確認します。チョーキング現象が起こり、外壁表面に白い粉が付いていると、新たに塗装する塗料が密着しません。

外壁の撥水状況:外壁に水をかけて、外壁材の撥水状態を確認します。

ボードの浮きや割れ:サンディング材の場合、下から見上げる目視にて、継ぎ目やボードの浮き、割れなどを確認します。

モルタルやタイル材の劣化:モルタルやタイル材には、専用ハンマーで外壁を叩く打診検査を行うようです。軽く叩いただけで大きくひび割れるようであれば、劣化が進んでいるという目安になります。また、叩いた時の音の変化で、浮きの有無を確認することが可能です。

シーリング・コーキング:シーリングやコーキングに亀裂や剥がれがないかを目視確認します。また、手で触って「じゅうぶんな厚みがあるか」「硬化していないか」も確認します。

屋根の劣化状況

はしごを使い、屋根の材質と劣化状況を確認するようです。劣化状況に関しては、スレートの反り具合やひび割れの有無をとくに見ていきます。ただし、屋根の上に登って隅々まで確認することは難しいため、立地や築年数、外壁の劣化状況なども考慮して判断します。

塗装面積の算出

建築時の図面がある場合は、図面から塗装面積を算出することもありますが、計測器を使用して現地で測定するようです。外壁塗装の価格は、塗装面積に単価を掛けることが多いため、とても重要な作業といえるでしょう。

また、建物の形状などを確認しながら、塗装に必要な塗料量も算出していきます。

立地確認

外壁塗装は、足場を組んで作業するため、立地確認では以下のようなことを確認します。

・建物から敷地の幅を測定し、足場を組むのに充分なスペースが確保できるかを確認

・足場を搬入する際に使用するトラックなどの工事車両を駐車できるか確認

・足場を安全に設置できる環境であるか確認

・敷地の広さや隣家との距離を確認

・現場まで向かう道幅や交通状況を確認

現地調査に立ち会いは必要?

現地調査に立ち合いが必要かどうかは業者ごとに違うため、自分が依頼したい塗装業者に確認してみましょう。調査に掛かる時間も業者によってさまざまなので、あわせて確認しておくことをおすすめします。一般的には、30分~2時間程度といったことが多いようです。

立ち合いが必要といわれた場合、わざわざ時間を作って立ち会うのは面倒なように感じるかもしれませんが、メリットもあります。どのようなメリットがあるのか、みていきましょう。

既存の外壁の劣化状態を確認できる

外壁を業者と一緒に確認していくことで、自分の目で劣化状態を確認できます。また、どのような補修が必要か説明を受けることで、見積内容に納得して工事をスタートさせることができるのではないでしょうか。

要望や仕上がりイメージを伝えやすい

実際の外壁を見ながら話すことで、より具体的な完成イメージや要望を伝えやすくなります。もし、具体的なイメージがない場合には、業者に相談しながらイメージを固めていくことも可能です。

概算の費用をその場で知ることができる

正式な見積金額は後日になりますが、よほど特殊工事でない限り、現地調査当日におおよその費用を教えてもらうことができます。その時点で、明らかに予算オーバーだった場合は、塗装業者に相談して、コストダウンのアドバイスをもらいましょう。

また、おおよその工期もこの時点でわかる場合が多いので、確認してみるとよいかもしれません。

 

今回は、外壁工事には欠かせない現地調査について、まとめました。塗装業者は、現地調査で外壁や屋根の劣化具合、建物の形状や立地条件などを確認します。それに加え、塗装面積を計測・算出して、正確な見積金額を出しているということがわかりました。

現地調査には、立ち合いが必要な場合もあるので、依頼したいと思っている業者に、一度問い合わせしてみることをおすすめします。

【佐賀市】おすすめの外壁塗装業者ランキングTOP5!

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