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遮熱塗料と断熱塗料は何が違う?

公開日:2023/02/15


屋根や外壁の塗装において、遮熱塗料や断熱塗料は検討しましたか。いずれも通常の塗料とは異なり、普段の生活を快適に過ごすための性能を持ったものですが、両者の違いは名称からは分かりにくいものとなっています。本記事では、遮熱塗料と断熱塗料の違いとともに、施工をおすすめする場合についても紹介します。

遮熱塗料とは

遮熱塗料とは、正式には「高日射反射率塗料」といい、太陽光を反射できる塗料のことをいいます。工業規格であるJISK5675で定められており、成分によって1種・2種、耐候性によって1級から3級に分類されます。主に住宅や工場などの屋根の塗装に使用され、太陽光を反射して室内の温度上昇を抑制する効果が期待できるものです。遮熱塗料の施工によるメリットは次の3点です。

室内の温度上昇を抑える

屋根が太陽光を受けて温度が上がると、その熱が伝わって室内が熱くなります。遮熱塗料は、太陽光を反射することで屋根の温度上昇を抑え、屋根の温度を下げることで室内の温度も下げるという効果があります。ただし、太陽光による温度上昇を抑えるという効果は冬にも発揮されるため、冬は部屋が暖まりにくくなります。

節電につながる

室内の温度上昇を抑えられるため、夏の冷房にかかる負荷が減り、節電につながります。冬の暖房にかかる負荷は上がりますが、夏の節電効果のほうが高く総じて節電になるといわれています。この点についてはお住まいの環境に左右される面があるので、本当に節電につながるかは確認が必要です。

助成金を活用できる

遮熱塗料を使用する場合、助成金を利用して塗装工事ができる場合があります。助成金制度については自治体によって制度の有無や助成金の金額が異なるので、お住まいの自治体について調べてみてください。

断熱塗料とは

断熱塗料とは熱の移動を抑える塗料であり、屋根だけでなく外壁にも使われます。太陽光を反射する遮熱塗料とは異なり、屋根の熱が室内に伝わらないようにするのが断熱塗料です。断熱塗料のメリットは遮熱塗料と似ているものの、さらにメリットが大きくなっています。その代わり、遮熱塗料よりも断熱塗料のほうが施工費用が高くなる点には注意しましょう。

夏は涼しく冬は暖かい

断熱塗料は熱の移動を抑える塗料であるため、夏は屋外から室内に熱が侵入するのを抑え、冬は室内から屋外に熱が逃げるのを抑えます。このため、夏は涼しく、冬は暖かく過ごせるでしょう。

夏と冬の両方で節電効果がある

先に述べたとおり、断熱塗料は夏でも冬でも効果があります。空調負荷の削減による節電効果が夏と冬のどちらでも期待できるため、基本的には遮熱塗料よりも節電効果が高いといえます。ただし、冬の寒さが厳しくない地域では、遮熱塗料との節電効果の差は縮まるでしょう。

助成金を活用できる

助成金が活用できる点は遮熱塗料と同じです。

断熱塗料と遮熱塗料はこんな方におすすめ

遮熱塗料や断熱を使用した屋根塗装は、住まいの状況によっては思ったほどの効果が出ないことがあります。断熱塗料・遮熱塗料をおすすめできるのは次の条件の1つまたは複数に当てはまる家に住んでいる方です。

屋根が金属製

金属製の屋根について施工をおすすめする理由は、金属屋根はとくに熱を伝えやすい屋根のため、遮熱塗料や断熱塗料の効果が出やすいからです。断熱性の指標のひとつとして熱の移動しやすさを示す「熱伝導率(単位はkcal/mh℃)」があります。瓦屋根・スレート屋根・金属屋根(ガルバリウム鋼板)の熱伝導率を比較したテストによると、瓦屋根が0.9、スレート屋根が0.5なのに対して、金属屋根は44となっており、金属屋根は瓦屋根やスレート屋根の40倍以上の熱伝導率を有していることが分かります。このため、断熱性の劣る金属屋根で遮熱塗料や断熱塗料を施工すると効果が出やすいのです。

天井が吹き抜け

天井が吹き抜けの家は、屋根の熱が家全体に伝わりやすい構造になっています。また、1部屋の空間が広がるため空調効率が低下していることに加えて、暖かい空気は上に、冷たい空気は下に移動する特徴がある点も問題になります。吹き抜けの家では縦に長い空間ができるため、夏に冷房をつけると冷たい空気は1階に留まり、2階には暖かい空気が留まるため、1階は涼しいものの2階は暑いという状況になりがちです。

そこで遮熱塗料や断熱塗料を施工すると、そもそもの室内の温度上昇を抑えるため、より快適に過ごせるようになります。なお、冬は状況が逆転し、2階は暖かく1階は寒くなります。冬に重要なのは室内の温度を外に逃がさないことなので、冬の寒さが厳しい地域では断熱塗料がよりよいでしょう。

小屋裏がない

小屋裏とは、屋根と室内の天井との間に作られた空間のことで屋根裏ともいいます。小屋裏がある場合、屋根の熱を小屋裏が受け止めるため直接室内に熱が伝わりません。その後、小屋裏の換気口から暖められた空気が外に排気されるため、室内の温度上昇が抑えられるという仕組みです。小屋裏がある家では室内の温度上昇が抑えられる仕組みがすでにあるため、遮熱塗料や断熱塗料による効果を感じにくくなります。

小屋裏がない家では屋根の熱が直接室内に伝わるので、遮熱塗料や断熱塗料で屋根の温度上昇を抑えることで夏でも室内を涼しく保てるでしょう。小屋裏があるにもかかわらず夏の暑さがひどい場合は、小屋裏の換気がうまくいっていない可能性があります。屋根を塗装する前に、小屋裏の換気状況を確認したほうがよいでしょう。

まとめ

遮熱塗料と断熱塗料の違いと施工をおすすめする場合についての紹介でした。遮熱塗料と断熱塗料は住まいでの暮らしを快適にする手助けをしてくれるものの、どのような家でも必ず効果が実感できるというわけではありません。家の構造だけでなく、環境によっても効果の程度が変わってくるので、それぞれの状況に応じて適切なものを選択しましょう。

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